中国では髪の毛を指して血液の余分という。 髪の毛の質を高めるためには、漢方で言う生命エネルギーを管掌する肝臓を強化させ、血行を良くすることが重要だと考えられてきた。 年を取るにつれて肝臓の機能が低下すれば、薄毛や白髪など髪の毛に対する悩みも増えることになる。 こうした悩みの解消に有効なのが黒ごま、煎りきな粉ドリンクだ。
黒ごまは肝臓を丈夫にし、血行を促進させるのに最適の食品だ。 栄養学的には黒ゴマに豊富に含まれたリノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸が血液を柔らかくし、ビタミンEが末梢血管の血流を促進して新陳代謝を高めてくれる。 さらに、黒ごまのたんぱく質は髪の毛の主成分であるケラチン(keratin)の原料になる。 黒ごまに含まれているトリプトファン(tryptophan、必須アミノ酸の一つ)で肌をきれいにし、髪の毛にツヤを週する作用がある。 また、トリプトファンは炒めたきな粉の原料である大豆にも豊富に含まれている。
大豆は畑でとれる肉といわれているように、良質のたんぱく質やカリウム、カルシウム、鉄分などのミネラル類、ビタミンB群、食物繊維などが豊富だ。
○ 材料(1杯分)
黒ごま-小さいスプーン2個、炒めたきな粉-大きいスプーン2個、水200ml
○ 飲み方
毎朝コップで一杯ずつ飲む。 黒ごまと豆を炒めた後、十分に挽く。 水によく混ぜて飲むようにする。
〈月刊食品産業通巻203号〉
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