【ニュース】「整形手術の副作用」江南の整形外科が相次いで敗訴

整形手術の後遺症に苦しんでいた患者たちが、ソウル江南（カンナム）の整形外科病院を相手取って訴訟を起こし、相次いで勝訴した。 裁判所は、手術に特に問題がなかったとしても、病院が患者に整形副作用を具体的に説明しなかった場合、賠償責任を負うべきだと判断した。

Aさん（30、女）は2009年2月、ソウル清潭洞（チョンダムドン）のある整形外科で胸の拡大手術と脂肪吸引手術を受けた。 A氏は2回の手術後、左と右の胸の位置が変わり、脂肪吸引部位に傷跡が残った。 A氏は「手術が間違って副作用が生じた」として院長を相手に訴訟を起こしたが、1審裁判所は「手術が間違っていると見る資料が不足している」として原告敗訴判決した。 しかし、ソウル中央地裁民事控訴5部(部長判事キム·スンピョ)は「病院側が副作用を十分に説明しなかった」とし、「院長がA氏に1000万ウォンを支給せよ」と原告一部勝訴判決したと25日明らかにした。

A氏は手術当時、「注意事項と副作用について十分に説明を受けた」という内容の手術同意書に署名した。 しかし、裁判所は「同意書を受け取っただけでは説明を終えたとは言えない」とし、「病院が手術するかどうかを決めるA氏の決定権を侵害した」と説明した。 同裁判所の民事40単独キム·ユンソン判事も今年1月、B氏（44·女）が「二重まぶた手術で副作用が生じた」としてソウル新沙洞の整形外科院長を相手に起こした訴訟で「1500万ウォン余りを賠償せよ」と判決した。 B氏も「炎症、出血についての説明を聞いた」という手術同意書に署名したが、キム判事は病院の説明が不十分だったと見た。

裁判所は、手術が数回行われる場合、病院がそれぞれの副作用について具体的に説明しなければならないと判断した。 Cさん（36、女）は06年、ソウル新沙洞（シンサドン）の整形外科で5回、胸の拡大手術を受けた。 数回の手術を経て、胸の部位の皮膚が壊死するなどの副作用を経験した。 病院の院長は、1次手術と2次手術の際の感染、皮膚壊死などについて説明した。 しかし、3回目の手術からは同意書をもらっておらず、4回目の手術からは皮膚壊死などについて説明しなかった。 キム判事は2月、「病院が各手術による副作用を具体的に説明しなかった」とし、「C氏に5700万ウォン余りを賠償せよ」と判決した。

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